ビジネスモデル特許

ビジネスモデル特許とは

「ビジネスの方法をIT(Information Technology=情報技術)を利用して実現する装置・方法の発明に対して与えられる特許」です。ビジネスモデル自体に直接的な独占権を認めるものではありません。しかし、ITを利用したビジネス手法において不可欠な、「技術的な仕組み」を特許で抑えることで、間接的にビジネス手法を独占できることになります。

このことから、ビジネス方法(Business Method)の特許といわれ、ビジネスの仕組みや方法に関する特許、すなわち「ビジネスモデル特許」と呼ばれています。

従来の特許との違い

ビジネスのやり方の工夫や、業務上の何らかの処理方法でも、新しい工夫とともにコンピュータ機器を利用して行われていれば特許になり得ます。これまで特許になりえないと思われていたビジネスの方法を特許と認め知的財産権として保護与えることが、従来の特許との大きな違いです。

ビジネスモデル特許 コンサルティングの目的

特許を取得するために新しい発想をするというアプローチではなく、儲かる仕組みが出来上がったならば、ビジネスモデル特許として成立しうるコンピュータシステムの利用方法を考案します。特許成立の可能性と申請をするべきかどうかの判断を行うことを目的としています。

特徴

このことから、ビジネス方法(Business Method)の特許といわれ、ビジネスの仕組みや方法に関する特許、すなわち「ビジネスモデル特許」と呼ばれています。

ビジネスモデルとは

事業として何を行ない、どのように収益を上げるかという「利益を生み出す具体的な仕組み全体」のことです。21世紀のビジネススタイルともいうべきインターネット・ITを活用し成功させるためには、ビジネスモデルの優劣が大きく影響します。

新規事業を創造するには、“ビジネスの発想力”が極めて重要な要素です。しかし、ビジネスモデルを作るために必要な“発想力”は、個人のセンスに依存するところが大きく、体系的に会得することは難しいスキルです。

競合他社の追随を許さず、現存市場を変革するような仕掛けや仕組みを含んだビジネスモデルを創造するプロセスと市場へどう仕掛けていくかを含めてコンサルティングを行います。そして当コンサルティングサービスでは、“ビジネスデザイン力”が備わったコンサルタントが貴社の社員をリードする形で、事業機会の着想・着眼法から利益の生まれる仕組みづくり、そして成功確度を高める戦略立案までを、独自の理論とフレームワークを基に、オリジナルコンサルティングを通してドキュメント化していきます。

弊社の特徴は、コンサルタントが貴社の現実・実状を題材にディスカッションを通じて、知識とスキルを磨きあげていくので、即効果の実感できる社員教育としての側面を併せ持ちます。

■ コンサルティングを通じて参加メンバーに期待される成果

  • ・経営視点でビジネスモデル全体を捉える能力
  • ・現業務の本質的な問題課題の明確化
  • ・収益力のある新たなビジネス機会の捉え方
  • ・既存業務の変革スキルのアプローチ

既存事業の変革・新事業創造における収益モデルの構築

契約期間:1ヶ月~
ヒヤリングと提案

今まさに、インターネット/IT社会。
人が商店街を歩いて、目にしたモノを手にとって購入する時代から、インターネットホームページやE-メールからの情報を元に、モノやサービスの選定が行われ、そこから購買行為へ結びつく時代となりました。

インターネットをうまく利用したいが、どのように活用すべきなのか?や、 ネットを利用したビジネスアイディアはあるが、具体的にどう実現すべきか?等の 疑問をお持ちの経営者様に、適切な解を提供するのが、弊社コンサルティングサービスにおける「ヒアリングと提案」ステージの目的です。

  • 1)貴社の商品、サービス理解
  • 2)購買客層分析
  • 3)簡易ニーズ調査

を実施し、「こうしたら売れる仕組みができる」という、ビジネスモデルの概略を提案書という形にして、納品させていただくコンサルティング・サービスです。

マーケティングの重要性

中小事業所で情報化と同様手が回りきれないのが、広告宣伝でありマーケティングではないでしょうか。
特に、エリアマーケティングに関して、商圏地図を利用してお客様の位置や分布と共にマーケティングを考えていく事が大事です。
また、店舗の出店計画や工場、倉庫の配置計画など、計画段階でご相談が受けられるサービス体制を準備いたします。

企業価値創造のプロセス

企業経営を続けている中で、『企業の価値を作り出す要素は何なのか』という問題に突き当たります。
売上、利益、株価、資産、お得意先、販売網、所有特許、ブランドなどなど色々な項目が考えられます。最近では、企業評価モデルとしてFCF[Free Cash Flow]モデルやEVA[Economic Value Added:経済付加価値]モデルなども話題となっています。『オープンコンサルティングプロジェクト』では、中小企業の『業種別のコアコンピタンスや企業価値』はどこにあるのか、それらをどのようにしていけばよいのかをこれからの共通研究テーマとして主任研究員以下研究していきます。


TRIZ理論とは?

矛盾を抱えた問題の解決手法、問題をシステムとして捉える問題定義手法、技術進化の流れの中で適用されてきた標準的な問題解決手法、様々な分野の知識を求める機能から検索できる知識辞書・・・等、TRIZ手法として、膨大な特許分析から抽出し体系化された、様々な業種/技術分野の優れた問題解決テクニックや知識を、自分の経験や知識に加えて問題解決時に用いることで、広い視野を持ち多面的な発想を行えますので、アイデア発想の質や効率を飛躍的に高めることを可能とします。

アイデア発想が効率良く的確に行なえる有効な手法として、今注目を集めているのがTRIZ(トゥリーズ)という発想支援手法です。TRIZは英語でTheory of Inventive Problem Solving を意味するロシア語の頭文字をとったもので、日本語では〔発明的問題解決理論〕等と訳されています。では、TRIZとは一体どのようなものでしょうか?

TRIZの研究は1946年にロシアで始まりました。生みの親はGenrich・Altshuller(ゲンリック・アルトシューラー)という人物です。彼は当時勤務していた海軍の特許局で、日々特許に目を通す中、ふと気がつきました。「本質的に同じような問題に対しては、同じような解決策が技術分野の違いを超えて繰り返されてきている。では、それらの問題解決パターンを分析整理し定式化すれば、新しい問題を解決する際に有効に利用できるのではないか?一瞬のヒラメキや終わりの見えない試行錯誤を行なわなくてもよくなるのでは・・・?」

TRIZでは問題解決に役立つ様々なテクニックが体系化されています。矛盾を抱えた問題の解決手法、問題をシステムとして捉える問題定義手法、技術進化の流れの中で適用されてきた標準的な問題解決手法、求める機能から検索が行なえる〔物理学、化学、幾何学〕効果が網羅された逆引き知識辞書、問題の捉え方から解決テクニックの利用といった発想のプロセスを整理し、まとめあげた手法等があります。自分の経験や知識に加えて、膨大な特許分析から抽出整理された様々な業種/技術分野の優れた問題解決テクニックを、問題解決時に用いることで、広い視野を持って多面的な発想が行なえますので、アイデア発想のプロセスを飛躍的に高めることが可能です。

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